40代独身女、初めての終活!

40歳,独身,終活生活
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ふと思いました。

 

「もしも明日私が死んだら、クレジットから自動引き落としにしてある月額サービスってどうなるんだろう?」

 

最初のうちは大丈夫です。

貯金は簡単には無くならないので、当分の間は勝手にお金が引き落とされていくでしょう。

しかし、身内の誰かがサービスを退会してくれないと非常にもったいないことになります。

というか、大きな買い物の分割払いの途中とかだったら残りの支払いはどうなるんでしょうか?

 

そんなしょうもないようなことを考えていた深夜過ぎ。

よくよく考えれば全然しょうもなくない大切なことでした。

自分の死を想定してあれこれ準備することを、巷では「終活」と呼ぶそうです。

私は今まで呑気に生きてきましたが、一度自分の死を考え出すと不安が止まりません。

後のこととか準備なんてことより、ただただ怖いっす(-_-;)

 

だから、私もいよいよ始めなければいけないのかもしれません。

終活ってやつを。

40代独身女、終活始めます

終活と言われても物を整理するくらいしか思いつかなかったので簡単に調べたところ…。

終活は具体的に4つの事柄に分けられることがわかりました。

①自分が死んだ時のための葬儀や墓の準備
②身内に迷惑を掛けないための持ち物整理
③重い病気や寝たきりになった場合の延命治療や介護方針について
④財産の相続やお金のことについて

なるほどなラインナップですね。

順に詳しく見ていきましょう。

①葬儀や墓について

棺桶体験なんてする気にもなりませんが、棺桶って閉所恐怖症がなければベッドとしてかなり優秀そうですよね。

それはさておき、私が死んだ場合は葬儀や墓については「好きにしてくれ」って感じです。

いきなり雑な回答ですみません笑!

 

といのも私自身、実家の宗教は仏教なのですが自分の宗派すらまともに答えられないくらいの不届き者です。

信仰心なんて無いに等しいし、クリスマスにはツリーを飾り付けて浮かれ上がるし、神社に行けば八百万の神々に欲望の全てをぶつけます。

電車で腹痛になれば異国の邪神に魂を売ってでも腹の痛みを消したいと願うし、節分には豆を鷲掴みで食べます(これは関係ないか)。

 

そんなわけで、仰々しく大金を払って葬式を行うことがどうしても茶番に見えてしまうんですね。

それに葬式独特のしんみりしてる感じも苦手です。

変に形式張らなくていいし格安コースで構わないので、ごく身近な親族だけで適当に私を偲ぶ飲み会でもやってくれればと思います。

 

遺体は火葬でも土葬でも何でもOK。

灰やお骨は環境破壊にならない範囲で陸・海・空のどこに撒いてくれてもOK。

そうは言っても私の意思に関わらず、身内としては倫理上フリーダムなことはできないと思うので普通の葬式が開かれるのではないでしょうか

 

お墓は人によっては事前に買っておくと聞いたことがありますが、それもまだ先でいいかなと。

なんならお墓無しでもいいと思ってます。

リアルの場所を買ってしまうと手入れとかしなくちゃいけないので、オンライン墓場みたいにしてネットの海に眠るのもありですね。

 

いちいち祈る場所、眠る場所みたいに用意されなくても、私のことを思い出してくれた人の心の中にその都度私がいるので、私を知る人がいなくなればお墓も消滅、それでいいじゃありませんか。

こうした考えについて、両親に話すと大喧嘩&説教になりそうなので話してはいません。

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②持ち物整理

終活と言えば持ち物整理というイメージが強いですよね。

断捨離にもなるので、死後のことよりも今を考え直すという意味でもやる価値のあることだと思います。

 

私は物への執着はそれほどありません。

しかし、片付けが苦手なので昔の服とかアクセサリーは大量にクローゼットに眠っています。

引きこもり時代はオンラインゲームにハマっていたのでUSBコントローラーは無駄に10個くらいありますね。

あと壊れたヘッドフォンとか壊れてないヘッドフォンも大量に。

捨てようと思ってとりあえず押入れにぶち込んでそのままにしていました。

 

身辺整理は最初は面倒だと思っていたけど、やりはじめると結構楽しいです。

こだわりや執着がそんなにないので使ってない物はポンポン捨ててしまいます。

メルカリで売るのも考えたけど二束三文のために包装発送やり取りとかするのは面倒だと思ったのでまとめてハードオフ。

 

物が減るとスッキリするだけじゃなくて気持ちの面でなんだか前向きになりますね。

断捨離によって執着を手放すと言いますが、もともと執着のなかった私にはむしろ断捨離が終わって残された物に執着があると分かりました。

残されたものへの執着まで断ち切れるかというと…まだ難しいです。

行き過ぎたミニマリストはかえって不便だと思うので。

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③延命治療や介護方針について

もしも、交通事故や大病によって寝たきりになってしまった場合。

考えたくありませんが絶対にないとは言い切れないことです。

私の場合、延命治療のお金を身内に払わせるくらいなら延命しなくていいと思っています。

ただ、もしも医学が大発達していたり蘇生の可能性が残されているのなら、頑張って延命させてくれって思います。

復活できたら残りの人生全てをかけて恩返ししますので。

 

そして、もしも私が死んでしまった場合はありとあらゆるパーツや臓器を他者へ寄付します。

全部分解して使える箇所はあますことなく使ってくれればと思います。

病気の解明や医療の進歩のためなら解剖したり実験に使ってくれても構いません。

もしも死後の世界があって安らかに眠るために埋葬方法が重要だと分かれば病院に化けて出るので、あとからしっかり供養してくれればいいです。

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④財産の相続やお金のことについて

財産の相続やお金について。

現状相続するほどの財産なんて呼べるお金はないので、気になる部分といえばクレジットカードや加入している有料会員サービスとかですかね。

 

セキュリティ上悪用される恐れのある情報は容易に書けませんが、自分の死後に関するノート…デスノートとでも名付けましょうか。

デスノートに自分が入っている有料サービスやお金の貸し借り、クレジットカードの会社名や口座のある銀行リストを書いておくのはありかもしれませんね。

(調べたらそういうのは「エンディングノート」というらしいです。デスノートの方がカッコいいのに)

 

パスワードとか暗証番号と言えば、スマホやPCには見られたくない情報が山程あります。

お金が絡んでいなければ誰もアクセスできずに迷宮入りしてくれて構わない情報が多いので、私の死と同時に爆発でもしてくれれば助かります。

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まとめ

いやー終活、こんなんでいいんでしょうかね。

考えているとどうしても不安になってきてしまうので、できる限りポップにちょけた文体で書いてみました。

ちょけた文体とは書きましたが、ふざけているわけではありませんよ。

死後については割と真剣に上記の通りにしてくれればいいと思ってます。

 

そして分かったことがあるのですが、終活はやって早すぎるということはないですね。

自分の死を想定して色々考えることってすごく大切だし、死を意識することで今を大切に生きようと、月並みですがそんな気持ちになれます。

私はいつ死ぬか分からないけど、いつか必ず死にます。

死ぬまでは頑張って生きようと思うし、死なないための努力もできる限りしていこうと思いました。

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