20代半ばから30代くらいになると結婚ラッシュが始まりますよね。
周りがどんどん結婚していくと自分だけ取り残されたような気分になるし焦ります。
職場の独身者が減っていって、年々強くなる親からの無言のプレッシャー。
友達の些細な言葉を過剰に気にしたり拡大解釈して勝手に憂鬱になる自分。
そして、後輩の結婚ラッシュが始まると憂鬱を通り越してむかつく、悔しいといった過激な感情も顔をのぞかせるようになります。
当然のことですが、そんな感情に振り回されるのはたいへん危険です。
メンタルが壊れていれば仕事も恋愛も上手くいかなくなるし、空回りの連続が性格ブスへとつながっていきます。
そんなわけで、今回は「後輩が結婚して焦る気持ち」との向き合い方を考えてみました。
後輩が結婚すると焦る理由
結婚に限らず、自分が欲していたものを先に他者が手に入れると人間は焦ったり嫉妬するようにできています。
どれだけ強がっていても感情や欲求は勝手に出てきてしまうんですね。
そんな自分の気持ちに向き合うためには、まず自分がどんな欲求を持っていてどんな感情を抱いているのか把握して受け入れなければいけません。
自分の婚活がうまく行ってないから
シンプルな話。
自分の婚活がうまく行ってないから、「後輩の結婚」という事実に焦りを覚えてしまいます。
いい出会いがないのか、出会いがあっても上手くいかないのか、彼氏がいるけど結婚の話が出ないのか。
大事なのは自分がどのステージで躓いているかを知って対策することであって、「後輩の結婚」は何も関係ないはずです。
先を越されたと思うから
自分が苦戦しているのに、トントン拍子で後輩が追い抜いていったらショックを受けますよね。
この気持ちは結婚とか恋愛以外でもよくあると思います。
例えば、学生時代の部活動で後輩にレギュラー取られたり、追い抜かれたと感じた時の焦り。
自分の今までの努力は何だったんだろうとか、
自分には才能ないんだろうか、
これが挫折、というわけで↓の項目に続きます。
自尊心が傷つくから
誰が言ってるわけでもないけど、後輩の結婚は「婚活が上手くいってない自分には魅力がないんだ」という事実を突きつけられてるように感じてしまいます。
同期や後輩が結婚ラッシュの波に乗っかって器用にゴールインしていくのに、自分だけ波に乗れない。
自分だけうまくできない、思い通りに進まない、駄目な人間だ。
そんな風に悶々としているうちに、自尊心は小さく小さく縮こまっていってしまいます。
後輩が結婚して悔しい、むかつくと感じる時の対処法
後輩の結婚で落ち込んでしまうのは仕方ないことかもしれません。
ただ、その気持ちを放っておくと悔しい・むかつくという嫉妬の感情になっていきます。
この気持ちを相手にぶつけたり攻撃に使ってしまうと皆が傷つくことになるので早急に対策が必要です。
(一番傷つくことになるのは自分です)
他人の幸せを自分を評価のものさしにしない
他人と自分を比べないこと。
他人の尺度で自分を測らないこと。
理屈ではどれだけ理解していても、気持ちが納得してくれないんですよね。
後輩の結婚は自分を不幸になんかしないし、幸せにもしない。
あくまで後輩にとっての幸せな出来事でしかないはずなんです。
しかし、それを勝手に自分の現状と比べてしまうと、「自分は幸せじゃないから不幸だ」と極端な考え方に向いてしまうのです。
「自分は自分、他人と比べない」という気持ちでいられるのは主体的な行為で、そのコントロールができる人は強い人だと思います。
気持ちの整理ができなくても行動を決めることはできる
どうしても嫉妬の気持ちがわいてきてしまう。
どうしても焦りの感情に苦しめられてしまう。
勝手に湧き上がる感情までは、自分でどうこうすることはできません。
しかし、その気持ちを実際にどうするかは自分で選ぶことができます。
羨ましい、妬ましいという気持ちを後輩にぶつけるのか、
ぐっと飲み込んで祝福の言葉をかけるのか。
願わくば後者の人間でありたいですよね。
性格までブスになったら出会いは遠ざかると心得る
「若い結婚はどうせうまく行かない」
「相手の男はたいしたことない」
「よくあんなブスが結婚できたね」
そんなふうに愚痴を吐いたり、噂を流すことは簡単です。
しかしそれをした瞬間、その人の婚期は遠のいていくと思います。
因果応報というわけではありませんが、悪事は巡り巡って自分に降りかかると思います。
というか、他人の幸せを素直に祝福できないような人に魅力がありますかって話ですよ。
後輩が結婚したときの嫉妬心は自分を成長させてくれる
焦りや嫉妬は芽生えてはいけない感情というわけではありません。
むしろ、自分が欲しいものを明確にしてくれる大切な感情だと思います。
例えば、小さな女の子がぬいぐるみをプレゼントされているのを見て、本気で嫉妬する大人はいません。
なぜならぬいぐるみが欲しいわけではないし、仮に欲しくても自分のお金で買えばいいからです。
自分が欲していない or すぐに手が届くものに対しては焦りや嫉妬って起こらないんですよね。
後輩が結婚してモヤッとした感情が生まれたのなら、その人には結婚願望があるということです。
これまでも婚活をしていて上手くいっていない人だったらなおさら、後輩の結婚に刺激されて始めて自分の願望を自覚する人だっています。
もしも、後輩の結婚で焦りと嫉妬が起こったのなら、そのエネルギーは自分磨き、婚活にぶつけていきましょう。
婚活は急ぎの旅かもしれませんが焦る必要はありません。
ましてや周りがゴールしてるから、自分は駄目なんだということも絶対にありません。
誰にでも自分のペースとタイミングがあります。
焦らずゆっくり、自分のペースで進んでいきたいものですね。
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