色々あった末に離婚。
しかし、シングルマザーの苦労は離婚してからが本番だと言えます。
今回はシングルマザーが辛いと感じる時とその対策について考えていきます。
シングルマザーが辛い時
シングルマザーが辛いと感じる瞬間はたくさんあります。
仕事や家事に追われる忙しさ。
働けども一向に暮らしが楽にならない世知辛さ。
自分が休む時間や遊ぶ時間は全て後回しのストレス。
全てを一人で回さなければいけないという大変さ。
頼ることのできるパートナーがいないという厳しさ。
挙げていたら無限に出てきそうですね。
よくあると思う具体的なケースを考えてみます。
家事育児が忙しすぎる時
シングルマザーをしていると家事育児が辛いと感じることがあります。
子どものことは妥協したくないし大切にしたい。
しかしそんな義務感に駆られていると、子どもが言うことを聞かなかったりこちらの意図を汲んでくれない時に思わずカッとなってしまうこともあるでしょう。
家事を全て投げ出したくなってしまう時もあると思います。
そして後から冷静になって自己嫌悪。
そんなギリギリの精神状態で戦っている人は大勢います。
仕事が忙しすぎる時
仕事が忙しかったり職場環境が悪いとシングルマザーは大変です。
低賃金すぎて働けども働けども楽にならない暮らし。
子どものイベントや発熱などでも容易に抜けることができないブラック環境。
昔に比べて職場環境は改善されてきているとはいえ、まだまだシングルマザーに厳しい職場はたくさんあります。
私の知っているところでは、休むなとは言わないけど他の人への負担を強調して暗黙の出勤を強いるような会社もあります。
そういうところは実際に休んだり早退すると、あとからネチネチ嫌味を言ってきたり恩義せがましかったりします。
そういう些細な嫌味を重ねられると、だんだん抜けにくくなっていくんですよね。
こちらには申し訳ない気持ちがあるので余計にプレッシャーとストレスがたまります。
友達と会う暇すらない時
シングルマザーはどうしてもフットワークが重くなってしまいます。
特に飲み会などは出れないのが基本です。
実家が近ければ子どもを預けることもできますが遅くなれば文句を言われるし、急な場合は頼むこともできません。
時には息抜きも兼ねて遊んだり飲みにいくことも大切だと思いますが、それすらもできない時は辛くなりますよね。
何でも相談できるパートナーが必要な時
家事育児が忙しい時、仕事が大変な時、遊びに行きたい時、
いずれの場合でもパートナーである夫がいれば、相談したり頼ったりすることができます。
もちろん夫が大変なときはこちらがフォローすることもできるので、お互いがお互いを支え合う関係。
家庭生活とはパートナーありきで行われることが前提になっているんですね。
だから全てを一人でこなさなければいけないのは本当に大変なことだし、辛い時に話を聞いてもらえるパートナーがいないのはやはり辛いこと。
辛いときは自分で自分を応援するしかないのは分かっていますが、寂しさまで消すことはできないのです。
通帳の乏しい残高を見た時
女手一つで子どもを立派に育てるのは本当にすごいことだと思います。
今の会社員の給料では自分ひとり養うだけでも精一杯だし、結婚も共働きが当たり前になっています。
そうしなければ育児なんてとてもできないんですね。
それを一人だけでまかなうのは大変なことだし、必然的に貧乏生活を強いられることになります。
子どもが大きくなれば必要なお金も増えていくので、労働時間をいくら増やしても増えていかない預金口座を見るのは辛いものがあります。
シングルマザーが辛い時の対策
辛い瞬間が訪れた時にどうすればいいのか。
がんばる、やるしかない、答えは決まっています。
しかし、そんな精神論ではいつ自分の心身が壊れてしまうか分かりません。
もしかしたらもうとっくに正常ではなくなっているなんてこともあるかもしれません。
ここからは、シングルマザーが辛いと感じることへの対策を考えていきます。
思い切り休む
時には仕事を休んででも、思い切り心身を休めましょう。
ただ、ベッドでずっと寝ていると逆にダルくなってしまうので、映画やドラマを見たりお気に入りのカフェに行くなどして何かをしてリラックスするのがいいです。
私は疲れたり凹んでいる時は、ゆっくり公園などを散歩してその後に温泉に行くのが定番のリラックス法になっています。
人に相談する
実家の両親でも、仲のいい友達でも、本当に辛いときは迷わず人に相談するべきです。
それ以上病んでしまうと、相談するという選択肢が出てこなくなってしまうからです。
私が引きこもっていた時はまさにその状態でした。
誰にも頼れない→というか頼れる人なんていない→友達なんていない→幸せそうにしている人たちが恨めしいという感じで、人間不信をこじらせていました。
結果的に時間と内省がゆっくりと心身を回復させてくれましたが、辛い時に人に頼れていたらもっと早く回復できたのではないかと思います。
相談するのが申し訳ない、後ろめたいという気持ちも分かりますが、時にはあえて頼るのも大人だと思います。
だって、人間受け身で待っていたほうが楽なので。
自分から「助けて」っていうのは勇気がいりますもんね。
働き方を考える
働けど働けどわが暮らし楽にならざり。
そんな風になってしまうのは、自分の時間と労力を切り売りする働き方をしているからです。
たくさんお金を稼ぎたいのなら、自分の時間と労力を人に与えてお給料をもらうのではなく、自分のちからでお金を稼ぐ能力を身に着けた方がいいです。
例えば、メルカリやyoutubeなんかは立派な副業ですよね。
私がやっているブログもまあまあのお小遣いになっています。
最低賃金で雇われれば働ける時間に限度がありますが、自分で稼げるのなら可能性は無限大。
バイトを増やしたり、転職するのもいいですが個人的には自分で副業を始めるのがおすすめです。
出会いを探す
シングルマザーだからといって恋愛してはいけない理由はありません。
ただ環境が環境なだけに出会いを探すのは難しいし、合コンなどをしている暇もない人が多いのが事実。
そんな方向けにおすすめできる方法はマッチングアプリを使うことです。
マッチングアプリなら自宅にいながら出会いを探すことができます。
プロフィールでシングルマザーを明かしておけば、状況に理解のある人と出会うことができるし、子持ちであることを明かすタイミングや相手の反応をうかがう手間やプレッシャーも無くなります。
私の周りでも実際にマッチングアプリで再婚した人もいますし、辛い時に何でも相談できるパートナーがいるとやはり安心感が違うそうです。
まとめ
辛い時は「我慢してがんばる」などの精神論に頼らず、何がどう辛いのかをはっきりさせて具体的な対策をしていことが大切です。
人に頼る必要があるのなら遠慮なく頼ればいいし、休みが必要なら問答無用で休むべきです。
何をするにも時間がなくて時間に追われてしまうのなら、時間の使い方を考えたり空き時間を増やす方法を考えるのも手です。
シングルマザーには辛い時が多いですが、時には自分をいたわりながらゆっくりと状況を整理してみてはどうでしょうか?
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