自分は結婚して幸せなはず。
それなのに独身の友達を羨ましいと思ってしまう。
そんな嫉妬混じりの感情とはどう向き合えばいいのでしょうか。
今回は独身の友達が羨ましいと感じた時の対処法を考えていきます。
独身の友達が羨ましいと思う3つの理由
独身の友達が羨ましいと思う理由はそれほど多くはありません。
自分にないもの、かつてはあったけど失われたもの、あったけど選ばなかった選択肢。
そういった「ないものねだり」な気持ちが羨ましいという感情を作り出すんですね。
より具体的な理由を3つほど考えてみました。
①お金や時間を自由に使えるから
エステや高額化粧品を使ったり、夜遅くまで飲み歩いたり。
独身時代にはお金や時間をすべて自分のために使うことができました。
しかし、結婚するとそうはいきません。
子どもが生まれていればなおさらです。
着ている服や食べているもの、生活レベルに露骨な差を感じると仕方ないとはいえ友達が羨ましくなります。
②青春を満喫しているから
色んな人と恋愛したり、男女のグループで旅行に行ったり。
若いからできること、若い時にしかできないことはたくさんあります。
早く結婚した人ほど、同年代の友達が青春を満喫している姿を羨ましいと思う瞬間が多いと思います。
私の友達は17歳の時に出産&結婚して、周りの友達が大学生活を送ったり社会人としての自由を満喫する姿を遠目に見ていました。
当時は家事に育児にいっぱいいっぱいで何も思わなかったそうですが、30代間近になって自分に青春らしい青春がなかったことに気づいた彼女はショックを受けたそうです。
「子育てが一段落すれば色々できるじゃん」なんて言葉は気休め。
自分に余裕ができても、周りの友達は結婚して落ち着きはじめてしまっている状態です。
何より、遊びも恋愛も若い頃ならではの空気やその時にやらないと意味がない感は確実にあります。
③可能性に満ちているから
結婚した自分の人生は半分決まったようなものです。
育児を頑張って、それが落ち着けば家計のためにパートかアルバイト。
そうして歳を重ねていく未来がぼんやり見えています。
それに対して独身の友達は全てが可能性に満ちています。
自由に使えるお金と時間、色んな人との出会いと別れ、自分に合った働き方の模索。
先が見えないことってこんなにワクワクすることだったんですね。
独身の友達が羨ましいと感じる時の対処法
独身の友達をいくら羨ましいと思っても、簡単にそちら側に行くことはできません。
むしろ行けないことを分かっているからこそ、たまらなく羨ましいと感じるのかもしれません。
しかし、青春はいつでも取り戻すことができます。
なぜなら、青春とは心の若さだからです。
月並みな慰めかもしれませんが、心の持ち方しだいで青春は取り戻すことができるのです。
隣の芝が青く見えてるだけの可能性を考える
独身には独身の、既婚には既婚の幸せがあります。
そして、人はどうしても自分のいる場所の悪いところばかりを見てしまい、隣にいる人のいいところばかりが見えてしまいます。
自由な人生を謳歌しているように見える独身者でも、孤独感に震えていたり先の見えない将来に不安を感じているかもしれません。
大変さばかりが強調される家庭生活も、二度と来ないかけがえのない時間であることに変わりはありません。
一方的に自分ばかり損してて独身者は得してるなんてことはないので、人と比べずに今を大切にしたいですね。
実際にやりたいことをやってみる
既婚者で育児などもしていれば、自分だけ遊びに行けなかったり予定をキャンセルしなければいけない瞬間はたくさんあります。
しかし、だからといってすべてを我慢して自分を押さえつける必要なんてどこにもありません。
誰にでも休息は必要だし、たまには友達と思い切り遊ぶ日があったっていいと思います。
既婚者でも男女混合のグループで旅行に行く人だっているし、マッチングアプリで異性の友達を作っている人だっています。
自分で選んだ道であることを覚悟する
独身の友達がいくら羨ましくても結婚を選んだのは自分自身。
それは不可抗力で降り掛かった出来事ではないし、強制的にやらされているわけでもありません。
あくまで自分で選んで歩いている自分の道なのです。
道を歩けば色んなものに目移りするのは仕方ないこと。
時には立ち止まってお店に寄ったりなんかするかもしれません。
それでも、気分転換ができたらまた自分の道に戻っていきます。
主体性を持って生きれば、あったはずのルートや手放した選択肢に必要以上に悩まされることもなくなると思います。
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