社会人になってから出会いがなくなりました。
けどマッチングアプリを使うのには少し抵抗があります…。
私は会社で働くようになってから日常生活がルーティーン化されました。
ルーティーン、なんてカッコつけても家と会社を往復してるだけなんで、そこには異性との出会いもないわけです。
今回はそんな私がマッチングアプリを使ってどう変わったかを書いていきます。
マッチングアプリに抵抗があるのは知らない世界だから
社会人になってから徐々に出会いが無くなり私は焦っていました。
「自然な出会いに期待できない以上、自分から動かければ何も変えることはできない」
そう思いつつも、マッチングアプリを使うことには抵抗があったんですね。
その抵抗の正体は何だったのか。
今なら「自分の知らない世界にビビってただけ」だったと思えます。
私は以下のような疑問や不安を漠然と抱きながら、それを自分で調べようとはしていなかったのです。
抵抗①出会い系みたいな印象がある
「マッチングアプリって結局は名前を変えただけで出会い系でしょ?」
私は近年になって突然現れたマッチングアプリに対してそのような偏見を抱き続けてきました。
ただ、価値観というのは時代によって変わるもので、オンライン上で人とコミュニケーションを取ることってもう当たり前のことになんですね。
オンライン上で友達が出来るのは普通のことだし、異性と仲良くなるのも珍しいことではないのです。
それを裏付けるかのように、マッチングアプリの利用者は年々増えており、私の周りでも当たり前のようにマッチングアプリを使っている人がたくさんいます。
自然な出会いの機会が減っている、合コンや街コンが開かれなくなった、コロナ禍で将来に対する不安が浮き彫りになった、などなど…。
そういった時勢が婚活・恋愛のオンライン化に拍車をかけているのかもしれませんね。
例えば2020年10月、株式会社Parasolが婚活中の男女119人にアンケート調査を行ったところ、以下の結果が得られたそうです。
現在、利用している婚活手段を聞いたところ、最多は「マッチングアプリ」(男性:94.1%、女性:92.6%)。コロナ禍ということもあり、2位の「婚活パーティー」(同16.7%、17.6%)には70ポイント以上の差をつけていた。
(withコロナ時代の婚活、9割超が「マッチングアプリ」 初デートに”オンライン”を選択する人も)
なんと9割以上の人が婚活にマッチングアプリを使っているという事実。
地域によっては差が出そうではありますが、この傾向は恋活においても同じではないかと思います。
「マッチングアプリって出会い系でしょ?」という考えはもう周回遅れの価値観になってきたんです。
抵抗②ヤリモクが多そう
マッチングアプリにはヤリモクが多いと言われます。
それだけでなく、サクラや怪しいビジネスや宗教への勧誘業者などもいるとか。
けど、これに関しては冷静に考えれば「リアルでもそういう人はたくさんいるよなー」ということに気付かされます。
遊び目的のヤリモク男なんて、街を歩けばたくさんいます。
マッチングアプリでは出会いの数が多いので、相対的にそういう人が多いように感じられるだけなんですね。
だから、大事なのはどこで出会うかではなく、自分自身が相手をどう選ぶかだと思います。
真面目な人が多いと言われるユーブライド、その実態は…?
抵抗③使い方が分からなくて不安
初めてFacebookを使った時も、twitterを始めた時も、
新しいサービスやツールって使い方がよく分からないから、馴染む前に飽きて放置しがちになっちゃいますよね。
マッチングアプリにおいてもまったく同じことが言えました。
やってみれば意外とシンプルなんですが、そこに至るまでの腰がとにかく重い笑
仕事でもなければ強制でもないので「別にやらなくてもいいかな、今度にしようかな」となってしまうのです。
本当に、使ってみればめちゃくちゃ便利で簡単なんですけどね…。
①アプリのインストール
②簡単な設定と本人確認
③プロフィールの詳細設定
④気になった相手に「いいね」を送る
⑤マッチングしたらメッセージでやり取りをする
⑥仲良くなったらデートを提案する
詳しい流れや使い方のコツについては以下の記事で紹介していますのでそちらも是非↓
抵抗④世間体や周りの人への報告に困る
住んでいる地域や所属するコミュニティによっては、まだまだマッチングアプリに対して偏見を持っている人が多いです。
自分は普通のことだと思って話をしたら、周りから憐れむような苦笑を頂いたなんて経験がある人もいるんじゃないでしょうか。
ただ、そういう偏見があることや、まだまだ世間的に馴染みのないサービスであることを理解できていれば、こちら側でも伝え方の工夫ができます。
まず、マッチングアプリを使っていると言う必要もないし、彼氏ができても友達や知人の紹介とでも言っておけばそれ以上は詮索されません。
ある程度時間が経ってからマッチングアプリのことを言えば、「あ、そうだったんだ」くらいで簡単に受け入れられる可能性も高いです。
マッチングアプリで変わった世界と価値観
マッチングアプリを使ったことで自分の中で大きく変わったことは「出会い探し」に対する認識です。
それまでは変に自然な出会いにこだわって「マッチングアプリは邪道」みたいに思っていましたが、よくよく考えればマッチングアプリだって自然な出会いです。
そして「出会いを探すのはめちゃくちゃ大変」というイメージだったのが、「探そうと思えればいくらでも探せる」という感覚に置き換わりました。
もちろん、探す過程で失敗を繰り返したり自己嫌悪になることも多いですが笑
とにもかくにも、私の世界はマッチングアプリを使ったことで大きく変わりました。
①出会いの数が圧倒的に増える
社会人として生活していると、出会いが少ないのは当たり前のことです。
しかし、マッチングアプリなら忙しい中でもちょっとした空き時間を使って出会いを探せるので、単純に出会いの数が大幅に増えました。
それも合コンや街コンみたいな男ガチャではなく、事前に相手の価値観や恋愛観、結婚後の役割、ステータスなどを可視化して知ることができるので質も高いのがいいですね。
これを自然な出会いの中で行うのってすごく難しいことだと思うし、大半は付き合ったり結婚してから発覚することが多いです。
もちろん、相手のことをちゃんと知るには会って話す必要がありますが、それ以前の段階でここまでお互いの価値観と情報を知ることができるのはすごくいいことだと思います。
マッチングアプリの利用者は平均して1〜3ヶ月に1人と会っている。
そう言われると少なく聞こえますが、これって何気にすごいことだと思います。
合コンとか街コンではいいなと思える人が0人とかはざらにありますからね。
②コスパと効率が抜群にいい
・自宅で寝転がりながら出会いが探せる
・合わない相手と後腐れなく簡単に縁を切れる
・会う前に相手のことを知れる
こういった特徴から、マッチングアプリは抜群にコスパと効率がいいツールだと言えます。
リアルで同じ数の出会いを探そうと思ったら、時間とお金がその何倍もかかることは間違いありません。
(コスパが良すぎて流れ作業のようになってしまう欠点があるくらい)
プロフィールや写真で相手のことを知って、実際にメッセージでやり取りをして、会うかどうかはそこで決められる。
これが自然な出会いだったり友達の紹介だったりすれば、何度か食事に行くことになるだろうし、お金もかかるし貴重な休日も返上になります。
合わないと思っても一方的にブロックするのは簡単ではなく、相手がこちらに執着して泥沼化すれば目も当てられません。
そういった面から特別なこだわりでもない限り、オンラインで出会い探しをしない理由がありません。
③恋愛上手になる
マッチングアプリはただ登録しただけでは出会いは見つかりません。
自分の魅力をしっかり伝えられるプロフィール写真や文章を考えて、
気になった相手には自分から積極的に「いいね」を送る勇気が必要になります。
これはセルフプロデュースの技術になってくると思うのですが、これが出来る人って自然な出会いを掴み取るのもすごく上手いです。
なぜなら、自分の魅力を相手に上手に伝えることができるから。
恋愛って変な言い方をすれば、就職活動に似ていると思います。
気になる相手が面接官なら自分は就活生。
入りたいと思っている企業(相手)のことをよく研究・理解して、自分の魅力を精一杯伝えていく。
顔がいい人は下手な小細工なしでもあっさり通ったりする、という残酷な一面があるところも同じですね(苦笑)。
こういうセルフプロデュース能力は決して生まれ持った才能ではありません。
みんな場数を踏むことで上手になっていきます。
けど、恋愛においては自然な出会いなんて都合よくあるものではないから、多くの人は恋愛能力を高める機会に恵まれていません。
だから、恋愛上手な人だけが新しい出会いに恵まれてさらに恋愛上手になっていき、
恋愛下手な人は場数を踏む機会がないから余計に恋愛下手をこじらせていく、
そんな残酷過ぎる構図が生まれるのです。
そういう意味で言うなら、今まで機会に恵まれなかった人が場数を踏める場所として、マッチングアプリほど最適な場所はありません。
もちろん、マッチングアプリを使うことで上手くいかないことや劣等感を感じる場面もたくさんあります。
しかし、そういったデメリット以上に、アプリを使うことで得られるメリット(経験、豊富な出会い)の方が遥かに上だと私は考えます。
必要なのはちょっとの勇気と行動力だけ。
人生は運命ではなく、選択によっていくらでも変えられるのです!
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