
自然な出会いを探しているのですが、なかなか良い出会いが見つかりません。
マッチングアプリなどを使うことには抵抗があります。
「自然な出会いにこだわる」とまでは言わなくても「できれば自然に出会いたい」と考えている人はたくさんいると思います。
しかし、自然な出会いに固執することでデメリットが生じることを忘れてはいけません。
今回は自然な出会いにこだわることの危険性を考えてみました。
自然な出会いにこだわることで生じる3つのデメリット
自然な出会いにこだわることで生じるデメリットは3つあります。
①出会いの可能性が減る
②時間が経つほど難易度が上がっていく
③イメージする未来が一致する可能性がある
順に詳しく解説していきましょう。
出会いのチャンスが減る
自然な出会いにこだわるということは、「自分にとって自然でないと思える出会いを排除する」ということです。
仮にどんなに相性のいい人や理想的な人がいたとしても、そこが自然な出会いの場でなければ、その人たちと出会う可能性は消えていきます。
その後、普段の日常生活の中で彼らと出会えるかは運次第。
自分にとって自然だと思える場にしか赴かないなら、一生出会えない可能性だってあります。
自然な出会いにこだわるということは、シンプルに出会いの機会を減らすことでもあるんですね。
時間が経つほど難易度が上がっていく
自分が今いる環境で出会いを見つけるやり方は、時間が経つほど難易度が上がっていきます。
例えば職場や学校は時間が経てば人間関係が出来上がって、恋愛に発展しにくくなっていきます。
さらに、年齢を重ねれば自然な出会い自体が少なくなっていきます。
出会いを探している人たちがいる環境に身を置かないことは、自分からハンデを背負いにいってるようなものなのです。
将来イメージが一致しない可能性がある
自然な出会いから付き合い始めても、将来のイメージが一致しない可能性は往々にしてあります。
結婚願望のあるなし、真剣な恋愛か遊びの恋愛か、どこをゴール地点にするかは人それぞれ。
将来イメージが共有できないまま付き合い始めるのは、自然な出会いのリスクの一つだと言えます。
自然な出会いにこだわるなら…
自然な出会いにこだわるのは、ゲーム言うなら縛りプレイをするようなものです。
難易度を上げて、チャンスの幅を狭め、出会いの質を運任せにする。
それでも自然な出会いにこだわるのなら、以下の点を考えてみることをオススメします。
アクティブに新しい環境に身を置く
自然な出会いにこだわるということは、受動的でもOKということではありません。
矛盾するようですが、自分から出会いを探していかないと本当にすべてが運任せになってしまいます。
今いる環境だけでなく、積極的に新しいコミュニティを開拓していく。
習い事、趣味のサークル、ボランティア、オフ会などに参加する。
自然な出会いを見つけたければ、とにかく出会いの数を増やすことが大切になってきます。
「自然な出会い」の定義を考え直す
ぼんやりと思いつく自然な出会いの定義は「出会うことを目的としていない場所で起こる偶然の出会い」だと思います。
職場や学校などのコミュニティで仲良くなって恋愛に発展させたいという感覚ですね。
それでは出会いの場に赴くのは自然な出会いとは言えないのか?
そんなことはないと思います。
そもそも出会いを目的としていないと言っても、職場などのコミュニティでガッツリ出会いを探している人は大勢います。
つまり、表向きに出会い目的と言ってなくても、その実で出会い探しをしているような人たちが集まってるなら、それは自然な出会いとは言えなくなるんじゃないでしょうか。
そうやって考えると、「自然な出会いって何だ?」って話になってきますよね。
例えばマッチングアプリや街コンなどの「出会い探し」をオープンにしているサービスは、出会いの場を提供しているだけです。
そこに集まっている人たちは目的意識が明確なだけで、不自然に集められたわけでも出会わされたわけでもありません。
「自然な出会い」だと考えることができます。
そう考えると、「自然な出会い」って自分で勝手にルールを作ってるに過ぎないのかもしれません。
手段より目的を意識する
そもそも人が「自然な出会い」にこだわる理由は何なのでしょうか。
・「出会いを探している場で上手くいかなかったら…」という不安
・「自分で探さなくても出会いがある」という優越感
・「出会いを探すのは必死になってる気がする」という偏見
こういった心理が合わさって抵抗感を生んでいる可能性は十分に考えられます。
それよりも大事なのは「どう出会うか(手段)」よりも「どうなりたいか(目的)」。
いい出会いを探しているなら出会いのある場に行くのが一番手っ取り早いし、
結婚したいと考えるなら結婚願望のある人が集まる場に身を置くのが最も可能性が高いです。
目先のプライドを守るよりも、目的を意識して素直に行動することが大切ではないでしょうか。
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