マスク生活が当たり前になって、人前でマスクを外すのが怖くなってしまいました。
マスクを外した時に勝手に顔面評価されてると思うとゾッとします。
人と会う時にマスクをつけるのは当たり前のエチケットになりました。
しかし、何かを食べる時や飲む時にはどうしてもマスクを外さなければいけませんよね。
そんな時、ふとマスクを外すことに躊躇が生まれます。
今回はそんな「マスク依存」について考えてみました。
マスクが外せない、外すのが怖い理由
マスクを外す瞬間にちょっとだけ気恥ずかしさとためらいを感じる。
それくらいだったらまだ些細な問題と言えます。
しかし、外すのがどうしても嫌だったり、外せなくなってしまうのは大きな悩みだと思います。
私達がマスクを外すのが怖いと感じるようになってしまったのはどうしてでしょうか。
①マスクを外した時にがっかりされるとショックだから
「自意識過剰」、「周りはそんなの気にしてない」
なんてことは百も承知。
それでも、マスクで勝手にハードルを上げられたり、素顔とのギャップで顔面評価をされるのは怖いことです。
「マスク美人」なんて言葉も、自分に関係ないと思ってても勝手にプレッシャーを感じてしまいます。
②マスク生活が当たり前になっているから
マスク生活が当たり前になっていると、マスクはもはや服の一部のような感覚になります。
だからマスクをしてないのが恥ずかしいし、人前でマスクを外すのも恥ずかしいこと。
そんなわけないと思ってても脳がそう思い込んでしまっているから、その考え方がなかなか治りません。
よくよく考えればコロナ禍の前でも、男子でも女子でも年がら年中マスクを付けてて外さない人とかいましたね。
風邪や花粉予防だけでなく、彼らもまたマスクをするのが当たり前になりすぎて、余計にマスクを外せなくなっていたんだと思います。
③肌荒れを隠す必要があるから
マスクの付けっぱなしで肌が荒れる→肌荒れを隠したいからマスクを外さない→マスクを外さないから肌荒れがよくならない→最初に戻る
こういう感じで負のスパイラルにはまっている人は大勢いると思います。
マスク生活の肌荒れで皮膚科を受診する人が大幅に増加したってニュースも見かけますよね。
これに関してはメンタルよりも物理的な問題なので、まずは皮膚科に行くのが正解だと思います。
個人で行える工夫としては、マスクでこすれる部分に軽くワセリンを塗るなんかがおすすめですよ。
安価、安全、高品質のおすすめワセリンは大洋製薬の「ワセリンHG」。
私は衛生面で管理しやすいチューブタイプを使ってます。
マスクが外せない、外すのが怖いことへの対策
マスクが外せない、外すのが怖いと感じる最大の理由は「他者の視線」だと思います。
そして「他者の視線」を過剰に気にしてしまう「自分のメンタル」。
こういった心理不安に向き合う方法はあるのでしょうか。
①自己肯定感を上げる、自分に自信を持つ
「自分の素顔に自信を持ちましょう!」
「自分に自信を持ちましょう!」
なんて言われても、気持ちの面で簡単に変われれば誰も悩んだりしません。
そう思えるなら思いたいけど思えないからマスクを外せなくなっているのです。
自己肯定感の上げる、自信を持つことは難しいことだし時間がかかります。
だから、個人的には物理的に変えられる部分を変えることでメンタル面も改善していくことをおすすめします。
物理的に変えられることとしては、食事・睡眠・運動がありますね。
自分に自信を持つことは意識的にできなくても、規則正しい食事睡眠を心がけることはできます。
マスクを外すことを怖がらないようにすることはできなくても、運動習慣を作ることはできます。
そうして物理的に変えられる部分が変わってくると、自然とメンタルも変わってきます。
特に社会人になってから多くの人が敬遠しがちな運動習慣は、驚くほどメンタルを改善する効果があります。
最近では自宅でパーソナルトレーニングを受けることもできるので、ジムに通ったり他者の視線を気にせず運動習慣を作ることができますよ。
②マスクを外さないことを逆手に取る
「マスクを外すのが怖いなら、外さなければいい」
とはいえ、人と付き合っていればマスクを外さなければいけない瞬間は必ず来ますよね。
その時にがっかりされたりブス扱いされてしまうのは、素顔をまったく見せていないからだと思います。
この問題への対処としては、LINEのアイコンやSNSにマスクなし写真をUPして素顔を見せておくことで、事前に素顔を知られているぶんマイナスギャップを防ぐことができます。
例えばマッチングアプリ上でプロフィールをあえてマスクありの写真にすれば、「素顔がはっきりと分からない」ということがフックになって異性からの注目を集めやすくなります。
この時には、プロフィール上に何枚かはマスクなしの写真も上げておくこと。
そうすることで、無駄にハードルが上がったり、過剰に期待されたりすることもなくなりミスマッチを防ぐことができます。
③一人で悩まない
病的なレベルでマスクに依存してしまう場合は、自分一人で問題を解決するのは難しいです。
なので「その程度の悩みで大げさな!」と思わずに、一度病院に行って相談した方がいいかと思います。
相談して具体的なアドバイスをもられば助かるし、ただ話を聞いてもらうだけでもだいぶ気持ちが楽になります。
またメンタル改善の手助けとしては読書も役に立ちます。
個人的におすすめなのは以前話題になった『嫌われる勇気』。
この本は、「すべての悩みは対人関係の悩みである」という思想のアドラー心理学を分かりやすく解説してくれています。
他人の目を気にせず生きたい、ありのままの自分で生きたい人にたくさんのヒントをくれるのでオススメの1冊です。
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