彼氏が束縛が強いタイプです。
そのくせ自分には大甘で自由奔放に遊び回ってます。
別れた方がいいんでしょうか…。
・どこで何してるかを問う連絡が頻繁に来る(連投、連着あり)
・男友達と遊んだり、男のいるグループの集まりを許さない
・服装やメイクに口出ししてくる
・過去の話をすると不機嫌になる
・自分には甘い
束縛が強い彼氏とは、別れた方がいいと思います。
けど、相手を好きな気持ちって理屈じゃないから、理不尽に束縛されても嫌いになれなかったりするんですよね。
そこで今回は、束縛する彼氏の心理を読み解きながら、どう向き合っていくべきかを考えてみました。
束縛するのに自分は自由な彼氏の心理
自分は好き勝手に行動するのに、彼女への束縛が強いのはなぜなのでしょうか。
それを考えるには「男性はプライドの生き物」だということを理解する必要があります。
プライドが高いから人より上の立場にいたい。
プライドが高いから自分を強く大きく見せたい。
プライドが高いから不安の芽を摘んでおきたい。
こういったプライドがあるから努力できるのが男性という生き物です。
しかし、世の中には努力できない人も大勢います。
これが非常に厄介。
なぜなら努力できないしたくない人でも、プライドだけは一丁前に持っているから。
だから、努力しなくてもできる「彼女への束縛」という行為を選んでしまうんですね。
束縛をする男性の心理には以下のようなものがあります。
①自分だったら浮気するような状況に彼女を置きたくない
束縛が強い人は共感能力が著しく欠如しています。
(相手の気持ちに立って考えることができないということ)
だから、基本的に物事の考え方がすべて自分基準になります。
「こういう状況なら自分は浮気するから、彼女だって同じ状況になれば浮気するに違いない」
という風に「自分がそうだから相手もそうだ」と決めつけて束縛を強めるのです。
だから、束縛が強いって=「自分は浮気しますよ」って宣言してるようなものだと思います。
②自己肯定感が低いけど自尊心は高い
自分に自信がない、けど周りからはスゴイと思われたい。
そういったプライドが歪んだ形で表れるのが「彼女への過剰な束縛」です。
彼女を完全に支配している=俺はすごい
という恐ろしく短絡的な思考の末に束縛が出ているのです。
その裏側には「彼女が自分から離れたらどうしよう」、「いい男は自分以外にいくらでもいるからそれがバレないように自分だけを見ていてもらいたい」、みたいな心理が働いていると考えられます。
こうした束縛の強い男性は、後輩や店員など自分より立場が低い人には高圧的な態度を取ることも多いです。
ただ、最近では店員に高圧的なのはモテないみたいな価値観が広まっているので、店員には礼儀正しく接する人も増えています。
しかし、そんなのは表面的な態度でしかなく、見るべき本質は店員がどうこうではありません。
自分より立場が低かったり弱い人に対してどのような態度を取るか、です。
店員には優しくても、後輩や気の弱い同僚には高圧的だったり、彼女を束縛支配して奴隷のように扱う男性は総じて器が小さいのです。
③自分の弱さに向き合えない
束縛する彼氏はほとんどの場合、心が弱く未熟です。
心が弱くて未熟だからいつも不安になってるし、相手のことを信じる勇気が持てません。
どんなに仕事ができる人でも、どんなにマッチョな人でも、どんなにオシャレな人でも、どんなにオラついてる人でも、心の強さを持っているかはまったくの別問題なのです。
そして心の強さはお金では変えないし、一朝一夕で簡単に身につくものでもありません。
だから、表面的な部分を取り繕ったり、自分が強いかのように振る舞うことで偽装します。
彼女への束縛もそんな「強さの偽装」に他なりません。
彼らは本当は弱いから、不安だから、怖いから、相手を束縛して安心したいのです。
束縛するのに自分は自由な彼氏への対処法
束縛するのに自分は自由な彼氏とは、どう付き合うのがいいのでしょうか。
冒頭でも言いましたが、私個人の意見としては別れた方がいいと思います。
けど、そんな彼氏でも「好きだから別れたくない」って気持ちがあるのも理解できます。
ここからは束縛が強い彼氏への対処法を考えていきます。
①変化・成長が期待できる人間かを観察する
束縛が強い彼氏でも成長すれば、おおらかで器の大きい人になる。
この可能性は必ずしも0ではありません。
ただ、変化成長するためには必ず自分の弱さに向き合わなければいけません。
例えば、自分が太ってることに気づかなければ、痩せようという発想は出てきませんよね。
自分に欠けてる部分、未熟な部分、弱い部分があることを自覚できなければ、人は変わろうとは思わないものです。
だから、束縛の強い彼氏が変わるかどうかは人に言われてでなく、自分で気づいて直そうと思わなければいつまで経っても直らない可能性が高いのです。
「俺はお前のことが好きだから」みたいに束縛を愛にすり替えて言い訳したり、
「お前は絶対浮気するタイプだから」と相手に責任転嫁して自分の異常性を認めなかったり、
「付き合ってるならこれくらい普通でしょ」と束縛を正当化しようとしたり、
人は自分が間違ってるとは思いたくないものです。
だから、そういう人はいくら待っても変化・成長は期待できません。
ちなみに、普段の生活の中でも以下のタイプの男性は変化が期待できると思います。
・積極的に新しいことに挑戦できる
・何かを学んだり勉強する習慣を持っている
・自分は完璧ではないという謙虚な姿勢がある
②別れて他の相手を探す
束縛が強い人との恋愛は大抵は長続きしません。
続いても女性側がたくさんの我慢と悲しみを背負いながらの付き合いになります。
束縛は支配と洗脳でもあるので、別れる頃にはメンタルをボロボロにされてるなんて話もよく聞きます。
だから、束縛が強い彼氏からはできるだけ早く離れた方がいいのです。
ただそういう男に限って別れを切り出すと、泣きついてきたりします。
思いっきり私的な意見ですが、こういう時に涙を流す男は信用してはいけません。
人前ですぐ涙を見せるような男は一度疑ってかかったほうがいいですよ。
(この考え方は偏見が強いのかもしれませんが…)
別れてから新しい相手を探すなら、幅広く色んなタイプの人を見た方がいいです。
個人的なおすすめの出会い探しの方法はマッチングアプリのユーブライドです。
③長い目で見守る
どんなに束縛が強くても嫌いにはなれない。
いつか変わってくれることを信じて待ちたい。
どうしても相手をぱっと切り捨てられない場合は、長い目で見守っていくしかありません。
ただ、律儀に尽くしても彼氏は自由に遊び回るから、最後には浮気されてこちらが捨てられるみたいな事も全然ありえると思います。
ついでに言うと、そういう男は浮気相手とも結局うまく行かず、何食わぬ顔でこちらに戻ってくる確率も高いです。
「やっぱお前しかいない」、「俺は変わったから」、「今までのことは反省した」
なんて耳障りのいい上辺だけの口上を真剣なトーンで話しながら。
それっぽいことを言うだけならね、誰でもできるんですよ。
少なくともこのタイプの男の浮気癖ってまず治らんし、束縛強いのもずっと変わらないですよ。
それでも好きと言えるのなら、もしかしたらそれは純愛なのかもしれません…。
コメント